このブログは10代から今に至るまでに報われなかった時のどん底の人生を成仏させるために書きました。

過去の私がもっと早く知っておきたかったということがこのブログを読んでいる方にも参考になれば嬉しいです。

もともと医療系の専門学生をやっていて、逃げるように中退しました。

『学校を辞めたりドロップアウトをするなど日本では1度レールから外れたら這い上がることはできない』

そういうことを言われ続けていましたが聞いていて嫌な情報は全てシャットアウトしました。

専門学校中退(高校卒業)のボロボロ学歴でもその後人生が詰むことはなく、20代前半で転職を通してIT系の仕事に就きフリーランスで活躍できるまでになったのです。

専門学校中退の学歴から始めた仕事では年収110万円ほどでしたが、フリーランスで最高で年商600万円以上になりました。

お金は大事ですが、それは道具として使うのが大事だと思っています。

お金のために働くことではなく自分に合った働き方を通して幸せになることが一番大事です。

無理して働いて体を壊すのはとても苦しいことです。

生活費を稼ぎ+αの趣味に使えるお金を生み出せるのであれば最低限それでいいと思います。

人生で1番辛かった地獄の看護専門学校

冒頭でも書いたように私は看護の専門学校に通っていました。

安定を求めていたこと、親が看護師になることを望んでいたことだけで安易に看護学校を選んでしまったのです。

家族からは常にサンドバッグにされておりずっと愚痴を聞かされたり、あざができるまで殴る蹴るなどの暴行を受けていたので自分の意思を持たない方がいいと言い返す力もありませんでした。

10代は家族や周りの人の言いなりになりすぎて自分で考えて生きることができていなかったので流れるように入学。

そこはドラクエに出てくるボストロールのような女性教師の方が永遠と詰めてくるような環境でした。

医療系の現場で働く場合、患者を守るためにも強かでなくてはならず言い方を考えた上で相手に言い返す力が必要になります。

そういうことが学生のうちからできるような人は可愛がられていました。

しかし、私は自分の意思を持たない人形のような人間だったため強く言われた時にショックが大きく何も言い返せなかったです。

  • 具体的な理由を言えないならあなたは嘘つきだ
  • あんたは人を殺すに違いない
  • 精神がおかしいから病院に行った方が良い
  • 自分が気持ち良くなるからって謝るんじゃない

など、実習中に言われ続けて精神的には追い込まれていました。

私は命が直接関わる仕事が向いていなかったのです。

看護師になってから患者を危険な目に合わせると思われて教師の方もきつく指導してくれたのだと思います。

教科書を見て吐き気を覚えて吐くなどしていましたが家族からは逃げるなと言われていて家と学校の両方で居場所がありませんでした。

自殺を考えたが自分で自分を救うことを決意しなおした

当時は親に反対されており精神科・心療内科で見てもらうことはありませんでしたが完全にうつ状態になっていたと思います。

「学校に行く途中に車に突っ込んで事故に遭ったらもう行かなくて済む」

そんなことを考えて毎日学校に行っていたのです。

それが一番いい方法なわけがないのに、極限まで追い込まれると人間は異常な考えを持つようになってしまいます。

留年もしてしまったのでもう時間も全てを無駄にしたと思ってどん底にいました。

授業を待機しているときにふと

「学校の屋上から飛び降りよう。もう全て終わらせたい。」

と、思い飛び降りることを考えて屋上まで向かいました。

結果、飛び降りようと思った瞬間に酷く冷静になり飛び降りても運良く死ねないし苦しいだけかもしれないと恐怖を感じて未遂で終わりました。

「誰も助けてくれないのがこの世の中だ、誰かを頼るなんてことよりも自分で自分を救った方が良い。」

そう考えた当時は19歳で10代までの自分は死んだことにして生まれ変わることを決意しました。

カウンセリングを受けて自分で道を選び始めた

まずやったこととしては学校内でカウンセリングを受けました。

秘密は厳守してくれるとのことだったのでカウンセリングを受けたのですが、未遂とはいえ自殺しかけたことを話したので多分筒抜けだったのかなと思います。

今までカウンセリングを受けたことがなかったので

「カウンセリングの人間は可哀想にって慰めて言ってくるだけ」

と親から言われていたことを信じていました。

実際はそんなことはなく、カウンセラーの方は私が今後どうしたいかを聞き出してくれるサポート役に徹してくれました。

私の本心を聞き出してくれるのでとてもありがたかったのを覚えています。

最終的にカウンセリングを通して

「たとえ誰に逃げているとか言われてもいい。学校を辞めて自分で生きていきたい。」

と思い学校を辞める決意がつきました。

ここの経験から他の人の悩みを傾聴するときにどうしたら良いかを学ぶことができました。

パートから正社員へ

看護学生だった頃から飲食店でアルバイトをしていましたが、飲食特有の忙しさとマニュアル業務に飽きたことで会社の営業事務としてパート業務を始めました。

パート業務から始めたことで学校を辞めた後の働くハードルが低くなったので簡単なものから始めて良かったと思います。

パートでもフルタイムで勤務していたので正社員になってからフルタイムで働くことに苦痛を感じませんでした。

ただ、正社員になってからも当たりが弱かったこともあり上司からきつく言われた時はズドーンというショックを受けて1日立ち直れないこともありました。

自宅から抜け出すためにはパートの給料だけだと厳しいところがあったのでキリの良い時期で正社員に転職することを決意しました。

面接は練習のつもりで堂々と行く

転職は当たって砕けろの精神と、会社に行き練習のつもりで面接をするという態度で挑んでいました。

面接で大事なことは落ち込んでも、自分を責めないことと工夫を凝らすことです。

IT系の会社だったので学習意欲があることの証明でITパスポートを取得して、プログラミング言語の学習を常に行なっていました。

簡単な自己紹介サイトを作って面接時にURLを貼るなどの工夫です。

失敗することも多く何度面接に行ったか覚えていませんでしたが最終的に正社員として入社しました。

しかし、そこは色々な性格の人が集まる偽装派遣の会社でした。

正社員の中でも底辺からスタート

偽装派遣は簡単にいうと正社員として入社したのに他の会社に面談を受けさせて他の会社の作業員として働かせるものです。

自社で勤務していたのはわずか半年間でスーツ出社で朝は勤務開始の30分前から掃除、定時後の30分も掃除を行う会社でした。

その時間はお金にならないので無駄に動く時間でした。

自社の人も挨拶を返すことはなかったり、人のプライベートに首を突っ込んでくる方が多く疲弊していました。

偽造派遣では現場に移動してあんまりスキルが身につかない誰でもできる仕事を任されがちです。

だからと言って環境に文句を言うのは自分のためにならないと考え現場では身につけられるものだけ身につけて、信頼を得ていました。

そしてこちらでもキリの良いところまで勤務し、学習をして他の会社に転職をすることにしました。

その後も転職は何回か繰り返すのですが、学習を進めて着実とその現場で活躍したことで年収も上がっていきました。

あと人間関係の構築がうまくできなかった私は転職を繰り返すことで人間関係の構築方法についても学びました。

読書で情報を得ることが大事

底辺の時にいた時もその環境に文句を言わずにひたすら読書をして情報のインプットを行っていました。

主に自分と人生を変えたかったので心理的な本や、自己啓発系などの本を読み漁っていました。

読書のおかげで自分がトラウマを抱えていること、その対処法など対処する手段を知ることができました。

また、仕事術なども実践してやってみることで実際に評価されることも多く無駄なことはありませんでした。

自分には何もできないと思い込んでいる人は、成功を掴んだ人が書いている自己啓発本を嫌っている人が多いと思います。

何も自分はできない状態だと思っているのであれば自己啓発本に背中を押してもらうのは良いことです。

参考になるところだけ真似して、何か違うなと思うのであれば考えて工夫して動いてみる。

読むだけじゃなくて実際に行動してみることで何か変わることがあるので読書が意味ないと思う方はやってみてほしいです。

何度か転職を繰り返し自分に1番向いていることを知る

私の転職回数は同年代の人に比べても多い方です。

アルバイト、パート、正社員、派遣、フリーランスなど年毎に転職をしていました。

転職経験が多くなってから気づいたことは転職回数が多くても問題なく転職ができるということです。

「転職回数が多いようですが…」

転職時にそのように言われることは少なくありませんでした。

1社ごとに理由をしっかりと考えて面接担当の人がそれなら転職しても仕方ない、と思ってもらえれば転職回数についてはパスできます。

もし理由が人間関係の場合などは正直に言わずに違う理由を大きく話したり、他の理由をでっち上げて話したほうが良いです。

これからの時代はインターネットが発展していくからパソコンを使ったWEBサービスの仕事が良いんじゃないかという気持ちでIT系を選びましたが私には向いていました。

看護学生の頃は女性が多い環境で、ターゲットにされてしまい一方的に当たられたり、陰口や噂など広められていました。

逆に男性が多い環境に身を置いてみようと考えて社会人になってからはずっと女性が少ない環境にいます。

男性は何かしらある時ははっきり言ってくれますが、感情的ではなく論理的に話してくれるためとても理解しやすいです。

女性は全くできないと言うわけではなく、男性でそう言う方は多く見られたという経験が多かったです。

働いてみてこの業界が良いと感じたらそのまま進んでいくのが良いと思います。

将来の夢は持たない

「3年後、5年後はどんな自分になっていたいですか。」

そういうことを考えていても全く違う人生になりませんか?

私は将来は⚪︎⚪︎になる!と予言して行動するのは向いていませんでした。

目の前のことに真剣に対応し、必死に考えて行動していけば最終的に思ったよりもはるかに飛躍して辿り着くことができると考えています。

実際に飛躍を重ねて今は十分すぎるくらいお金も稼げており、のんびりと大事な人たちと生活もできていて満足できています。

自分で天井を決めてしまうと人生が物足りなくなってしまうと思います。

今も好きなことをしまくってのんびりと生きていますが、近々早期リタイアをして無理に焦って働かなくてもいい状態で好きな仕事をして生きていきます。

ここまで読んでくれた方はとても真面目な方だと思います。

私のこのブログが何か参考になれば嬉しいです。